誰でも簡単にホームページを作れる時代、ホームページを作ったはいいけれど、どう使いこなしたら良いのかわからないという方も多いと思います。
そんな方々に向けて、一つのヒントになるかもしれないお話しです。
そもそも、ホームページとは?
もともとはWEBブラウザを開いた時に最初に表示されるトップページのことを指していましたが、今では広く「WEBサイト全般」を表す言葉として、認識されています。
ホームページやブログとSNSとの違いが分からないという方は、「ホームページ SNS 違い」などで検索してみてください。
この記事では、ホームページとは、ブログも含む、情報発信ツールとして考えています。
ホームページは作るのがゴール?
WEB制作会社に発注して、動きのある立派なホームページを作ってもらう方がいらっしゃいますが、これは個人起業家の方には、本当にオススメできません。
ホームページは、情報発信ツール。「ある」のが目的ではなく、積極的にあなたの情報を発信して「知ってもらう」ことが目的です。
でも、情報発信するなら、SNSで充分じゃないですか?
そんな声も聞こえてきそうですが、インターネット上のメディアの特性を考えると、SNSだけで充分とは言い切れません。
メディアの特性 フロー型とストック型
ホームページやSNSなどのメディアには、フロー型とストック型があります。
フロー型メディアとは、FacebookやTwitterなどに代表されるもので、コンテンツがフローして(流れる)いくメディアです。
表示はタイムライン形式で、時間の経過とともに、どんどん情報が流れていきます。
リアルタイムでユーザーとコミュニケーションが取ることができるのが強みで、会話をして関係性を深めていくことができます。
ストック型メディアとは、ブログやYoububeなど、コンテンツがストック(蓄積)されるメディアです。
蓄積されていくので、検索に強いという特徴があり、自分たちの主張や知識などを伝えるのに適しています。
1つ1つのコンテンツが後々も「検索」されて閲覧される可能性が高いため、コンテンツに時間と労力、時にはお金もかけて作りこむことで、よりいっそうの成果を出すことが出来ます。
メディアを使い分ける
実際の使い方としては、こんな感じで考えてみてはいかがでしょうか。
「今」を伝えることに向いているフロー型は、情報の鮮度が重要です。コンテンツを作るのも、ストック型と比べると手軽ですので、イベントやセミナーなど「リアルタイム」で伝えたいときに使うといいでしょう。
逆に、リアルタイムには弱いですが、フロー型で伝えたイベントやセミナーの内容などを、ブログや動画でレポートとしてまとめて公開する方法などは、ストック型の特性がいきます。
他にも、Instagram、LINE@、TikTokなど、今後もどんどん新しいメディアが登場しますが、それがフロー型なのかストック型なのか、見極めて使い分けていければ、メディアの流行に振り回されることが無くなりますね。
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