男子三人を外食に連れて行くと、お財布がさびしくなる、おもてなしデザイナーの洞澤葉子です。 
一見さんをお得意さまに変えるブログを見ていただき、ありがとうございます。

先日、回転寿司に行ったのですが、入口で出迎えてくれたのは、ペッパー君。
皆さんも一度はお目にかかったことがあるのでは?というくらい、最近良く見かけるようになった、ロボット君です。

予約も、発券も、呼び出しも、席への案内も、全部ペッパー君がやってくれます。

子供たちは、触ったり見回したり、興味しんしんでしすが、意外と大人はスルー。だんだんこういう光景が当たり前の世の中になってくるんですね。

「で、結局何なの?」

今週は、デザイン制作の現場から、何かを作るときに重要な「誰に、何を、どうやって」を実践しながら、お伝えしていこうと思います。

題材にするのは、我が家の子供たちが大好きな「お笑いライブ」のチラシ。

どんなイベントなのか、言いたいことは最低限伝わるので、すごく悪い訳ではない、でも、なんだかちょっと・・・
こういうこと、よくありませんか?

目的を決めずに作ると、よくこうなります。
言いたいことをたくさん話したけれど、相手は「で、結局何なの?」ときちんと伝わっていない、そんな場合と一緒です。

誰に向かって、何を伝えるかを決めていきましょう。

目的別、二つの事例

今回は、差を比較するために、2つの例をとってみていきます。

一つ目、Aパターンとします。
これは、若い女性が多いと思いますが、遠方からでも来てくれる、お笑いが好きな人に向けての発信です。フットワークは軽いですが、都内ではないので、足を運ばなくてはならないという壁を越える必要があります。
お住まいの場所はバラバラなので、告知は主に、インターネットでの検索やTwitterなどのSNSで発信していきます。

目的は、「若手のお笑い芸人を応援」してもらいたい。
ですので、いろいろなライブのうちの一つという位置づけで、押し出したいのは「人」です。

どんな芸人さんが出るのか、という情報が重要です。
あと、ご近所ではないので、意外と地図も大切です。

二つ目は、Bパターンとします。
これは、ご近所にお住まいの、イベントが好きな親子に向けての発信です。
夜出かけるのは難しいので、その壁を乗り越える楽しみをお伝えする必要があります。
告知は主に、店頭の掲示や商店街などにチラシを置いてもらうなどです。

目的は、近くで、安くて楽しいイベントが、定期的にあるよと認知してもらいたい。
ですので、さまざまなイベントのうちの一つという位置づけで、押し出したいのは「場の雰囲気」です。

子供にとっては新鮮な、大人にとっては声を出して笑う貴重な場としての価値を伝えていきます。

さて、このように目的を決めたので、次は具体的にどんな内容を掲載するのか、考えていきます。
続きはまた次回!

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