おおらかな長男、やんちゃな次男、人懐こい三男、みんな違って面白い子供たちを持つ、おもてなしデザイナーの洞澤葉子です。 
一見さんをお得意さまに変えるブログを見ていただき、ありがとうございます。

昨日は学校で、次男の「10歳を祝う会」がありました。
子供たちは各自、自分の歴史を調べ、「自分史」としてまとめ上げ、5分程度のプレゼンをします。

自分の良いところ、得意なこと、生まれたときのこと、頑張っていること。
プレゼンはクイズ形式になっていることが多く、場の雰囲気を作り、視聴者を巻き込んでいくのは、10歳とは思えず、感心しました。

我が子のプレゼンでは、「野球」「お笑い」というキーワードが頻出し、「お母さんのおかげ」は「お笑いライブに連れて行ってくれたこと」だそうです。
彼の中での「お笑い」の重要度が如何程か、よくわかりました(笑)

最後のテコ入れ

さて、今週は、デザイン制作の現場から、何かを作るときに重要な「誰に、何を、どうやって」を実践しながら、お伝えしてきました。
題材にしたのは、次男が大好きな「お笑いライブ」のチラシ。
「目的」をしっかりと定め、「情報整理のコツ」を押さえれば、かなりわかりやすい設計ができて来たのではないかと思います。

そこで最後のテコ入れ、「~らしさ」「イメージ」を付け加えてみましょう。

色の力

以前、「思い出してもらうためのイメージ作り」と言うタイトルで、色とイメージの関係をお伝えしたことがあります。

→見てない方はこちら「思い出してもらうためのイメージ作り」

ここでお伝えしたのは、色とイメージには相関関係があるので、自分をどう見てもらいたいか色で表現しましょうと言うことです。

この色のイメージをさらに強化するものに、「配色」と言うものがあります。
色の組み合わせです。

いくつかの色を組み合わせることで、単色の時よりも、もっとイメージを起こしやすくなります。

配色の理論については、難しい研究もありますが、こういったカラーパレットがありますので、それを参考にされるとよろしいかと思います。

配色、実装

それでは、上記のカラーパレットを参照し、実際にここまで作ってきたデザインに色をつけていきます。

お笑いが好きな人に見てもらいたいAパターンは、インパクトを出したいので、左やや下方の「大胆な」配色をつかいます。

一方、楽しいことが好きな近所の家族向けのBパターンは、とにかく楽しい感じにしたいので、左やや上方の「楽しい」配色をつかいます。

すると、このようになりました。

いかがでしょうか。
同じ素材を使いながらも、「誰に、何を、どうやって」という目的が違うと、このように全く違う仕上がりになります。

これは、デザインだけの話ではありません。
デザインは、目に見えて違いが分かりやすいので、題材として使いましたが、ビジネスプラン/イベント企画/ブログ投稿記事など、さまざまな場面で使えるものです。

ぜひ、今日からお仕事に取り入れていただけたら嬉しいです。

…と、ここで重要なポイントをお伝えし忘れていました!
昨日までの構成で、大事な部分が抜けていたの、ご存知ですか?

実は、「お問合せ・お申込」の表記がありませんでした(汗)
これ、見落としがちですが、ものすごーく重要です。

あなたの作った、チラシ・バナー・企画書などを見て、興味を持ってくださった方が、「次に何をしたらいいのか?」というアクションを、必ず付けて下さい!必ずですよ!

最後に、今回の題材とした「お笑いライブ」のチラシ、実際に使ってもらえるかどうかは、これからオーナーにプレゼンしてみようと思います(笑)

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