こんにちは。一見さんをお得意さまに変える、おもてなしデザイナーの洞澤葉子です。
3月最終日、30日と31日は、地元たまプラーザで「桜まつり」が開催されました。
雨の心配がありましたが、お天気ももって、桜もちょうど見ごろで、たくさんの人が集まり、大盛況となりました。
今年はご縁があり、このお祭りで出店のお手伝いをしました。
私は普段パソコンを使って仕事をしているので、リアルに「物を売る」ことはないので、その経験をするためと、マーケティング調査をしたかったからです。
選ばれるための、マーケティング
今回、売りたいものは「13種類の野菜が入ったカレーライス」と「米粉のシフォンケーキ」です。
全く同じ商品はありませんが、お祭りにでは、他にもたくさんの食事系、おやつ系の出店があります。
そのなかで、以下に自社の商品を買っていただくかが、肝になります。
まず、市場調査として、出店場所の周りを眺めます。
周りにはどんなお店があるのか?
どんなイメージで、どんなものを売っているのか?
それから、自社商品の売りを考えます。
この商品がお客様に、どんな価値を与えるのか?
そこから、なぜこの「カレーライス」と「シフォンケーキ」を買わなければならないのか、理由を考えます。
そして、今回のお祭りで私がやってみた戦術は、
- 気づいてもらうための見た目
- お客様目線での声かけ
- あえて弱点も伝える
具体的には、
- 「なんで着物?」と思ってもらって、気づいてもらうため、お得意の着物で販売
- 肌寒い時間には「暖かいカレーライスはいかが?」と声かけ
- お昼の時間帯には、主に女性に向けて「野菜たっぷりヘルシーなカレーライスはいかが?」と声かけ
- 子連れの方には「お子様にはちょっと辛いと思いますので、お母様向けです」と声かけ
- 夕方には「お食事の後に、お土産に、シフォンケーキはいかが?」と声かけ
- カレーを購入いただいたかた、ケーキを試食された方、皆さんに名刺サイズのチラシを持っていっていただき、認知度を高める
- チラシはよくあるA4サイズではなく、ポケットや財布にさっとしまえる、名刺サイズに
こんな感じで、カレーライスの方は夕方には完売、シフォンケーキも上々の売上となりました。
今日は「出店でマーケティング」という視点で、やったことをお伝えしてきました。
今回の経験をただ、売れてよかったね~という感想で終わらせずに、ビジネスにしていくために、明日は、お祭りで出店を「PDCA」サイクルにしたがって、分析していこうと思います。
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