こんにちは。一見さんをお得意さまに変える、おもてなしデザイナーの洞澤葉子です。
桜まつりで、出店のお手伝いをさせていただいたおかげで、少し疎遠になっていた方とも、実際にお会いしてお話しすることができました。
お互いの近況だったり、子供達のことだったり、他愛もない話だったり、さまざまな形でコミュニケーションとることができた、貴重な時間です。
こういう風に、いついつここにいるよ!ということをもっと告知して、色々な方に会いに来ていただいて、お話しする機会を、今後も作っていきたいなあと感じた日になりました。
フレームワーク
桜まつりで出店のお手伝いをさせていただいたつながりで、昨日は、選ばれるためのマーケティングを考えてみました。
今日はその続きで、昨日考えたマーケティングを、次回のお祭りに向けた施策にするために、フレームワークをしていきます。
これは、色々な場面で使えるツールなので、ぜひ皆さんのビジネスに当てはめて考えてみてくださいね。
PDCAサイクル
ビジネスシーンで聞かれる「PDCAをまわそう」という言葉をご存知ですか?
PDCAとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)を繰り返すことによって、生産管理や品質管理などの管理業務を継続的に改善していく手法のことです。
詳しくは、検索してみるか、こんな記事をご覧ください。
PDCAとは何か?とても簡単に説明します!
Plan(計画)
まずは戦略を練るところから始まります。
自分たちの出店場所はどこか?
同じような商品を扱う店は?
お客様の流れは?
こういった事前調査を元に、テントの装飾や注力する時間帯など決めることができます。
そして事前に、SNSなどを通じて告知をします。
Do(実行)
当日にできることは、前回の記事で書いたように、
- 目に留まること
- お客様に合わせて声のかけ方を変える
- あえて弱点も伝える
- セット割にしてみる
などなど、色々なアイデアが浮かぶと思いますので、いろいろと試してみましょう。
Check(評価)
実は、ここからがビジネスとして成果を出すために大切なところです。
Plan(計画)に対して行ったDo(実行)を、しっかりと「Check(評価・分析)」していきます。
- 子供が興味を示したら試食を勧める、すると子供の「おいしい!」で購入にいたる。
- ビールなどアルコールを手にしている人に勧めても反応は薄い。
- しっかりお腹に入れたい人には、おつまみ系よりお得に感じてもらえる。
- 遠目で何が売っているのかわからないので、テント周りの装飾を工夫する必要がある。
- ただし、あまり安っぽい印象を与えないように気をつける。
などなど、良かったこと、悪かったことなど、気づいたことをチェックしていきます。
Action(改善)
しっかりと気づいたことをまとめて評価ができたら、それを踏まえて改善案を練ります。
目を引く装飾はどうする?
価格設定は妥当?
どういう客層に向けて売る?
などなど、出てきた改善案を「計画」に落とし込んでいくことで、また「Plan(計画)」から始めて、「Action(改善)」を続けていきます。
お祭りの出店やビジネスに限らず、「完璧なもの」はそうそうありません。
常に何かしらの改善余地があるはずです。
ビジネスやサービス、更には生活がより良いものになるよう、PDCAサイクルを意識していきましょう。
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