週末は野球少年たちの応援やお手伝いのため、主にグランドにいる、おもてなしデザイナーの洞澤葉子です。

一見さんをお得意さまに変えるブログを見ていただき、ありがとうございます。

昨日は、「青葉区のおかん」櫻井友子さんと打合せをさせていただきました。
食事が豊かになると、家族も豊かになり、社会が豊かになる。
そんな思いを胸に、さまざまな活動をしている方で、とても尊敬しています。

わたしも、「たまプラーザのおかん」になれるよう、精進していきたいです!

さて、昨日のメールで、少年野球のお母さんたちがみんなでサーモスのポットを買っている理由を書きました。

>> 野球少年の母たちが、みんなでサーモスのポットを買う理由

今日は、昨日お伝えしなかった、もう一つの理由について書いていきます。

ポット所有者がじわじわ増えていく順序

最初に、サーモスのポットを持ってくるようになったのは、2人です。
一人は、給食の調理の仕事をしている、元少年野球チームの母代表、○○さん。
もう一人は、少年野球チームに子供2人と、中学シニア野球チームに1人を所属させている母、つまり、私です。

この二人、少年野球チームの中では、古株なので、わりと影響力があります
ポットを買ったのは、比較検討した結果だったり、違うコミュニティで影響を受けたからだったり。

次に、二人がポットを使っているのをみて、興味を持った人が2~3人いました。
この2~3人は、割と新しいものや情報が好きで、チャレンジすることを厭いません。

この時点で、4~5人が交代で持ってくるので、他のお母さんたちも、目にしたり使わせてもらったりする機会が増えていきます。
そこで実際に使って、話を聞いて、さらに4~5人が購入に至りました。

このように、今じわじわとポット所有率が高まっていますが、この流れは、口コミが伝わっていく流れと同じなのです。

口コミは、自然に偶然起こるものではない

口コミとは、実は、待っていれば自然に起こるものではないのです。
口コミは、心理学や行動学に基づく、システマチックな現象なのです。

以前は「インフルエンサー」という、大きな影響力を持つ人がいて、情報を広める過程で、重要な役割をすると考えられていました。
たしかにそういう人はごく少数存在するかもしれませんが、ほとんどの口コミは、そういう影響力の大きい少数の人からではなく、小さなコミュニティの中で小さな影響力を持つ人たちから伝わっていくのです。

つまり、「甲子園常連校の野球部が使っているポット!」というより、「わが子の少年野球チームの先輩ママが使っているポット」のほうが、口コミとして広がりやすいのです。

口コミが起こる順序

さらに、小さな影響力を持つ人が、コミュニティで新しい情報を発信した時、それを受け入れる「ハードルの低い人」と「ハードルの高い人」がいます。
これは、過去の経験から来る場合もあるし、そのコミュニティでの立場なのかもしれません。

とにかく、新しい情報は、小さな影響力を持つ人から、受け入れハードルの低い人へ、そして、受け入れハードルの高い人へと広まっていきます。

この口コミの原理を理解しておくと、ご自分の商品やサービスを口コミして欲しい場合、誰にどのようにアプローチすればよいのか、作戦を立てることができます。

あなたの商品・サービスを使って欲しいコミュニティで、影響力を持っている人は誰ですか?

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