こんにちは。一見さんをお得意さまに変える、おもてなしデザイナーの洞澤葉子です。

学校や野球チームでは、そろそろ来年度の人事について、相談が始まっています。

早いもので、私のPTA会長職もあと半年となりました。

真面目な人ほど仕事が辛い

昨日は、今動いているプロジェクトを、残りの半年でどこまで形作るかのミーティングを行いました。

そこに参加していたあるママさん、とても正義感が強く、真面目で、一生懸命に仕事をしてくださいます。

素晴らしい!と思いますよね?

でも、私はその方と話していて、だんだん気の毒になってきました。

いろいろなことを自分で背負い込み、間違うことを恐れ、正解を目指しいていく姿が、とても窮屈に見えたんです。

細かな心配りや気遣いに、心が疲弊しているように見えました。

こういう方がもしかしたら、一見幸せな生活をしているにも関わらず、色々なものを抱えて頑張りすぎて、心の病にかかってしまうのかもしれないと感じました。

ちゃんとやらなきゃいけない。
ちゃんとやらなきゃいけない。
ちゃんとやらなきゃいけない。
ちゃんとやらなきゃいけない。
ちゃんとやらなきゃいけない。

だから私は声をかけました。
「PTA活動で失敗したって、誰も死なないから~(笑)」

いろいろと伝えてみました。
「100%を目指さなくて良い、50%くらいの出来で、スタートしましょ。その方が、あとの人たちの考える余地・工夫する余地ができるから。」
「相手は大人。一から十まで指示しなくても、自分で考えてもらいましょ。出来なくて困って助けを求められてから、手を差し伸べましょ。」
「ここだけはしっかり作り込んで、後は適当でいいですよ~」

こんな私の舵取りで、ミーティングは終了しましたから、プロジェクトとはおそらく、引き継ぎまでに完了しないでしょう。

けれど、固くなっていたママさんの頭はずいぶんほぐれたようで、
「あ、なんか色々楽になりました」との感想をもって帰られました。

今の不透明不確実な時代には、一生懸命すぎる人、真面目な人、責任感が強い人ほど、仕事が辛く苦しいものなのかもと思いました。

仕事を楽しくするには、私くらいテキトーに、大胆に、リラックスして行うほうが良いのかもしれません。

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