
こんにちは。一見さんをお得意さまに変える、おもてなしデザイナーの洞澤葉子です。
昨日は、午前中の大雨の中、小学校で打合せをし、中学校で集金作業をし、家でまとめるという、学校関連の仕事が多い日でした。
仕事をしているのに、PTAとかよくやるね、と有難がられているのか厭味なのかわからないコメントを、時々いただきます。
今日は、なぜPTA活動に参加するのか、どんなメリット・デメリットがあるのか、私なりのPTAの解釈をお伝えしていきます。
初めてのPTA役員
もともとPTAのような活動が好きだった訳ではありません。
どちらかといえば、避けて通ろうと思っていました。
子供が三人いますし、昔は会社勤めをしていたので、本当に学校に費やす時間など微塵もありませんでした。
意識が変わったのは、どうしても仕方がなくPTAに参加しなくてはいけない状況で、「今年だけは有給をたくさん使って、どうにか乗り切ろう!」と覚悟を決めた後でした。
当時、長男小3、次男6才、三男3才で、小学校のPTA副会長を務めることになりました。
一緒に活動する役員7名のうち、6名が仕事を持っていたので、始めから活動のために学校に集まるのは最低限にしよう、会議などは半休に間に合う時間で終わらそう、連絡はメールで、と取り決めをしたのが良かったのでしょう。
試行錯誤しながらも、無事にお役目を終えた一年でした。
この一年を通じて、今までデメリットしかないと思い、メリットが見出せなかったPTA活動の、メリットを知りました。
- お母さんが時々学校に行くと、子供は喜ぶ(特に低学年)
- 行事ではない、通常の学校運営、先生たちが見られる(子供の目線)
- 先生たちがどんな人か知れて、仲良くなれる
子供たちが学校から受けている影響
子供たちが学校で過ごす時間は、7~8時間ほどです。
これは1日のうちの1/4の時間、起きている時間の半分程度になります。
決して短くないこの時間、
どんな環境で、どんな人と一緒に過ごし、
どんな言葉や考え方に触れているのか、
それを知ることの重要性に気づきました。
自分の大切な子供たちが、大きく影響を受けるであろう学校という組織のことをよく知らずに、闇雲に信じたり、闇雲に批判したりすることの危険性を感じました。
先生たちも、一人一人の人間。
さまざまな考えを持っています。
我が家の価値観と合う方もいれば、合わない方もいます。
学校の現場の限界も見えます。
学校でできない教育を、家庭で考えるきっかけになります。
こういう風に私は、ただポイント消化のため、ただ引き継がれた作業をこなすため、ではなく、学校はどんな組織で、どんな方針で、どのように運営されているのもなのか?を知るという目的を持って、関わるようになりました。
どの家庭でもできることではないと思いますので、できない保護者のためにも、学校がどんなところなのか?先生はどんな人なのか?子供たちはどんな環境にいるのか?を、よく知って、色々な形でシェアしていけたらいいなと思います。
今年は中学校のPTA副会長として、潜入調査中です!
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