こんにちは。一見さんをお得意さまに変える、おもてなしデザイナーの洞澤葉子です。

週末は野球のお当番があったので、長い時間をグランドで過ごしていました。

この話をすると、え~大変!と眉間にしわを寄せる人、ご苦労様…と苦笑いする人、色々な反応がありますが、羨ましい!と言われたことは、ほぼ皆無です(笑)

でも、ひと月に一度のこのお当番の時間は、実は私たち親子にとって、とても重要な時間です。

お当番の時間が重要な理由

お当番の時は、コーチたちの飲みのもを用意したり、買出しに行ったり、チーム運営の話をしたりするので、ずっと練習を見ているわけではありません。

でも、子供たちにとっては、ずっと見ているということよりも、自分と同じグランドに親がいてくれるという事実が嬉しいようです。

同じ時間と場所を共有し、同じ体験をそれぞれの視点から見て、話をすることが、子供たちとコミュニケーションをとるうえで、重要な役割を担っています。

「今日はこんなことがあったね。」
「あの時僕はこんなことを考えていたんだよ。」
「あの子のあれは、本当にすごかったね。」

こんな些細な会話によって、その子の大切にしているもの(野球)、場所(グランド)、人(チームメイト)のことを理解しようと努め、一緒に大切にしようと心がけることで、信頼関係が深まり、こちらからの働きかけに応えてくれるようになります。

つまり、野球のお当番をして、子供達の大切なことを知ることで、私に対する信頼が高まり、お願いを聞いてくれるようになるのです。

「人を動かすには、まず相手を理解することから」

これは、80年以上も前から現在に至るまで、世界中の人々に読み継がれている歴史的ベストセラー、D・カーネギーの著書『人を動かす』に書いてあることです。

人を動かす

仕事であれ家庭であれ、相手に「こうしてほしいな」と思うことって、たくさんあると思います。
でも、「人を動かす」というと、なんだか偉そうに聴こえてきますし、力ずくでとか命令してとか、そんなイメージもあります。

でも、実際は、力ずくで命令して、人が動くことは、あまりありませんし、あったとしても、継続することは少ないです。
子供たちでさえそうです。

私の座右の銘「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かず(山本五十六)」という言葉の通りを心がけているつもりですが、なかなか上手くいかないときもあります。

今週は、人に動いて欲しいと思うとき、どうやったら動いてもらえるのか、色々試しながら過ごす週にしますので、あなたにも、お役に立てる実践ができたら嬉しいです。

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