ワーキングマザーは、さまざまな顔を持って、日々を送っています。

私の場合、ある時は母の顔、ある時はビジネスウーマンの顔、妻の顔、PTA役員の顔、少年野球チームの保護者の顔、一女性の顔などなど、いくつもの顔を使い分けています。

でも、身体は一つしかないし、時間は他の人と同じように流れていきます。

いろいろな顔を持つ中で、それぞれの顔で結果を出していくには、何が必要だろうと考えたとき、私が気づいたものは「マネジメント」でした。

マネジメントとは?

組織の目標を設定し、その目標を達成するために、組織の経営資源を効果的に活用したり、リスク管理などを実施することをいいます。直訳すると「経営」「管理」などの意味を持つ言葉です。

この「マネジメント」は、アメリカの経営学者 P.F.ドラッカーが生み出した概念であるといわれています。ドラッカーは著書の中で、マネジメントを「組織に成果をあげさせるための道具、機能、機関」と定義しています。

「マネジメント」を読んでみよう

私の生活が破綻しないためには、やはりマネジメントが欠かせないと思い、早速「マネジメント(エッセンシャル版)」を購入しました。

ところが、本を読むのは決して苦手ではないはずの私でしたが、毎日の時間のやりくりの中でつくる、少しの読書タイムでは、なかなか読み進めませんでした。

一度は本棚に積ん読されていた「マネジメント」でしたが、先日一念発起、違うアプローチで読み進めることにしました。

漫画で「マネジメント」を読む

隙間時間でぱぱっと読めるもの、ということで、漫画で読んでみることにしました。

2009年に刊行され一大ブームになった「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」と、もっと最近に発売された「まんがでわかるドラッカーのマネジメント」の2冊です。

双方ともにどうしても、「マネジメント」を理解するには至りませんが、入門書として基本的な考え方、実際の現場へのブリッジングの仕方などは、とても参考になりました。

特に「もしドラ」のほうは、舞台が高校野球チームということもあり、我が家の子供たちに読ませようと画策しています。学生のうちから、このような考え方を身に付けておくのは大切ですし、私が家庭を「マネジメント」するときの、手助けになるかもと思ってのことです。

漫画で読みつつ、実際の「マネジメント」を合わせて読んでいくと、より理解が深まり、かつ飽きないのではないかと思います。

ついでに、いろいろ漫画で読んでみる

「まんがでわかる ドラッカーのリーダーシップ論」

ドラッカーの考え方をより理解するために、こちらも読んでみました。先の「まんがでわかるドラッカーのマネジメント」は、こちらの続編だったようです。

ドラッカーに興味があるけれど、敷居が高いなと感じている人には、とてもオススメします。

原著を読んで、難しくて積ん読になってしまったもので、もう一つ「7つの習慣」がありましたので、こちらも漫画で読破!

「まんがでわかる 7つの習慣」

難著を漫画で読むということ

「マネジメント」や「7つの習慣」などのように、名著といわれ、ビジネスマンとして読むべき著書とされているけれど、内容が難しくて読みづらいものはありますよね。

特に、現代人は信じられないくらい多くの情報にさらされていて、それらの情報を処理するのに膨大な時間がかかっています。そのため、じっくりと本に向かう時間が取れなくなっているかもしれません。

そんな時は、漫画で読むというのも一つの手段として考えてみてください。

きちんと内容を理解しようとすれば、もちろん原著を読むのが一番なのでしょうが、内容を大まかにつかみ、エッセンスを拾うという役割としては、漫画で読むのは最適です。

難しいものを読むのが偉いのではなく、書いてある内容を理解して実践しなくては、意味がないですから。

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